ピアノの演奏者でもあり、先生でもあるS様は新居マンション購入と同時に,ピアノが演奏できるようにとの要望でしたがマンション販売側には明確な騒音基準がなく、
(最近はきちんと提示されることも多いです)「他の住民から苦情が来ないように」といわれました。
そこで、そのエリアの暗騒音を測定し、おおよその防音計画を立て、それを文書で説明し、住民の方の理解を得てから防音工事をおこないました。
おおよその防音計画とは、防音工事完了後、暗騒音レベルまで落とす防音です。がっちり防音するのであれば、そのような作業は必要ありませんが、そのためには空間を圧迫しとても狭くなり、コストも膨大になります。
スタジオ入り口に値の張る防音ドアをつけてないので自宅内には音が漏れていきますが大きな窓部分には、防音効果の高いはめ殺しの分厚いガラスを取付け、
近隣には迷惑の掛からない自然光の入る明るく心地の良いスタジオになりました。
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