大田区鵜の木のとある路地の奥にスタジオ棟とミキシング棟に分かれて建っています。
元々、長屋のような古い木造は内部を解体してみると構造的にはかなりもろい状況で、その構造補強にも相当苦労することにもなりましたが、頑丈に補強しました。
その2棟は音響的にも、電源的にも接続されており但し、ノイズを配慮して全く別の場所から2棟を結ぶという工事を行いました。
スタジオ棟はレコーディング用のスタジオとしてもリハーサルやミニライブとしても使えます。
スタジオ棟はライブな音響になっていますがドラムブースやボーカルブースもあります。
ミキシング棟にも4,5人用のボーカルブースもあります。
音響用の電源工事はオーナーの上田さんと以前から親しい出水電気さんです。
電源は東電引き込みから改良し、分電盤、音響用盤、接続端子、内部配線は照明用も含めすべてフジクラ社製の3.5スクエアを使用しました。
なにしろ分電盤を取り付けるビス一つまでこだわる出水電気さんでした。
ミキシングルームのモニタースピーカーはアルテックとガウスを併用していますが電源的にも強化してあるため、それぞれの個性が強烈で、聞き比べをしているだけでかなり楽しいです。
スタジオ棟のモニタースピーカーはやはりビンテージのタンノイですが、これもかなりいい音で、私はかなり好きです。
ジャズボーカリストの鈴木りんさんんいよるボーカルレッスンも行われています。
生徒さん達のライブもこの前行ってきました(六本木サテンドール)
壁仕上げの珪藻土の塗り作業は上田さんたち亀吉音楽隊によるものです。
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